領収書よりも「領収証」の方がフォーマルな表現なのですが…

皆さんは「領収書」と書いていますか?
できれば「領収証」と書いたほうが、よりフォーマルだと思います。

今回は「領収書」「領収証」のお話です。

たまに「領収証」と書いてある領収書を見かけますが、これってどちらが正しいのでしょうか?

個人的には「領収証の方がフォーマルだよ」と言われて育ってきた世代なので、え?逆だろ?と一瞬思いましたが、そうか、今のネット社会的には「領収書」の方がメジャーなんですよねえ。

目次

以前は領収証の方がフォーマル、その理由は?

先人たちの「領収証の方がフォーマルだよ」の理由は単純明快で、コクヨさんやヒサゴさんの領収証のタイトルが「領収証」だからです。

私が(雑貨小売業の)経理部に在籍していた頃は、まだインターネット黎明期で、国税庁含め、ノウハウ系のコンテンツがほぼ存在しなかった時代。
かつ、手書き領収証がメインな時代だったので、先祖伝来的に「領収証」の方がフォーマルでしたね。

なので、(ロータス123よりもメジャーになった頃の)Excelや一太郎や花子で、お得意様向けに「領収書」とか書いたりすると、上司からハンコを押される前に「これは間違い。領収証にしなさい。」と、やり直しを命じられたものです。

そろそろ、そういう世代も定年を迎え、ワープロやExcelですべてを済ませようとする世代がメインになってきていますので、そういう先祖伝来的な指導を受けたことがないんでしょうね。

なぜ私が領収証を領収書と間違えてしまったのか?

これも答えは簡単で、「請求書」の書類をコピペして、タイトルの「請求」を「領収」に変えて(ついでに文言等を多少変えて)印刷したから。
まあ、あるあるですよね。

当時のATOK(漢字変換)の候補に「領収書」があったか記憶にはないですが、「領収証」の方が先に出てきた記憶はあります。

もしかしたら、これをみなさんもやり始めて、領収書の方がメジャーになったのでは?
とも推測できますよね。

国税庁は領収書の方が優勢

《コラム》「領収書」と「領収証」

 民法では「受取証書」としています。要は金銭を支払った者が受け取った者に、受け取った旨の証拠となる書類の交付を請求でき、その請求に基づいて公布された書面を「受取証書」としています。
 これがいわゆる「領収書」又は「領収証」です。「金銭の受取」を「領収」と言うことから「受取証書」が「領収証書」となり「領収書」や「領収証」として一般に使われているものと推測されます。
 その意味ではどちらも同じで、どちらでも良いと言うことになります。

《コラム》「領収書」と「領収証」

また、「国税庁では領収書≧領収証」だとのこと。

統一されていないのは変ですね。

混乱があり統一されていないというのは、漢字変換の影響でしょうか?
あるいは、お役所は市民生活から多少離れた存在なので、手書き領収証の存在を忘れているのかもしれませんね。

結果的に領収書でも領収証でもどちらでも良い雰囲気に

一般的に首をひねるような表現が、メジャーになったことで標準化してしまうという現象(誤用の一般化)は、言葉ではよくあることなので、結果的に領収書でも領収証でもどちらでも良い雰囲気になっていますね。

だた、できれば「領収証」と書いたほうが無難です

失礼な表現かもしれませんが、「領収証の方がフォーマルだよ」世代はまた現役ではあるので、できれば「領収証」と書いたほうが無難だとおもいます。

口には出さないですが、心のなかで、笑われているかもしれませんよ。

それでは、また。

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