販売促進イベントで作られたコスチューム代は広告宣伝費や貯蔵品で処理する

販促のために作られたジャンパーなどのコスチュームは、固定資産ではなく、貯蔵品あるいは広告宣伝費として処理します。

個人事業主・フリーランスにはあまり関係はないですが、気になるコラムがあったのでピックアップします。

勘定科目を決めるポイントとは?衣装や装飾品など、季節行事の備品類の仕訳方法

小林幸子さんのような豪華一点物ならともかく、10万円以上は固定資産として…という例としては、これは相応しいのか、ちょっと疑問ではありますね。

2つのシチュエーションで、実務的な仕訳を考えてみます。

目次

単発イベントや季節限定イベントのケース

単発あるいは季節商品の販促イベントを想定したケース。

私の経験上、イベント運営費一式の中にコスチュームがあり、それを含めた一式で請求書を作成するのでしょうから、金額に関わらず…

  • もしあなたがクライアントなら、全額、広告宣伝費や販売促進費として一括計上。
  • もしあなたが制作者や仲介者なら、売上原価として一括計上。

…になると考えます。

コスチュームが今後も使用されるものではないのであれば(保管に邪魔なものであれば)、即時廃棄されるとも思いますし。そうでなくとも、衣装は数回で廃棄する運命だと思います。
よって、固定資産の性格には合わない気がします。

以下は仕訳例です。

GWの販促イベントの費用一式を請求された

借方金額貸方金額
広告宣伝費1,200,000未払金1,200,000

商品購入(仕入れ、売上原価とも)のケースでは買掛金勘定を使用しますが、その他の営業費用の場合は、未払金勘定で処理することが一般的かと思います。
この中にはコスチューム代の他にも、キャンペーンガールの派遣や、販促グッズや、ここではちょっと書けない販促費用なども含まれています。こんな金額で済むのかはわかりませんが。

恒常的に使用するケース

もし仮に、(単発イベントではない)恒常的に使用する衣装(例えばブランドロゴが入ったウィンドブレーカー等)を数十点作成し、未使用のものを資産にするという運用ならば、(費がつかない)消耗品勘定あるいは貯蔵品勘定といった(固定資産ではない)資産勘定で計上し、使用都度、あるいは期末に棚卸しを行い、減耗分を販売促進費や広告宣伝費に振り替えるべきかと思います。
さらに、ディスコンになったり、ブランドロゴが変更になった時点で営業外費用として廃棄します。

以下は仕訳例です。

キャンペーンイベント用のコスチューム20着が入荷し、現金で支払った

借方金額貸方金額
貯蔵品500,000現金500,000

こういったケースでは、メーカーさんとの付き合いも浅く、代金(あるいは内金)を前払いするケースもあるかと思います。
その場合は、前払金/現金、貯蔵品/前払金といった仕訳をします。

期末に棚卸しを行い、今期使用分7着を広告宣伝費に振り替えた

借方金額貸方金額
広告宣伝費175,000貯蔵品175,000

まだ13着も残っていますので、頑張って着用しましょう。

これでしたら、キャンペーン利用だけではなく、プレゼント用途などにも応用できそうですね。

最後に

会計・経理に関するコラムでは、実務経験寄りではない仕訳がそこそこ見受けられるので、いつくかの回答から、より自分のシチュエーションに相応しい仕訳を吟味することをおすすめしたします。

それでは、また。

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